戦前のテリアたち その後

Happyあのにま家の初代ワイヤー、ハッピーの、多分未だ1歳にはなってない? 頃の写真
(クリックで大きくなります。昔の写真をスキャンしてパソコンで拡大してみると、ちっちゃな写真では分からなかった表情が見えて、嬉しい発見でした。)

ハッピーが生まれたのは昭和35,6年頃、
四国は愛媛県の、人口十何万の工場町の、町に只1軒の犬屋さん(と当時は言ったの)で、母犬と一緒に大きなケージに入れられてた。
1頭だけ残っていた仔犬を犬屋の主人は「種犬に残そうと思ってた」と言い、それを父が1万2千円から1万円に値切って買った。

生後2ヶ月と言われたと思う。
お乳はもう要らないのか? 何を食べさせればいいのか?
犬屋の主人は「ごはんに汁をかけたの」でいいと言い、それを食べるところを見せる為にケージから仔犬を出した。
犬屋の主人がその場で作った汁かけごはんを食べた後、ヨソのケージにチョッカイ出しに行って他の成犬達に吠えられて、でも全然懲りずに又行ってた男の子。
母犬は1頭だけ残ってたその子がケージから出されるとケージの中でオロオロと落ち着かず…すると犬屋の主人が「シット!」と言って座らせる…でも仔犬が気になってじっと座ってられない…又「シット!」って叱られて…犬のお母さん、ちょっと可愛そうだったな…
(成長したハッピーは10キロ位になったが、この母犬も今のワイヤーたちより大きかった気がする。それともこっちが子供だったから大きく見えたのか?)

仔犬のハッピーがチョッカイ出しに行って叱られてた他の成犬たちがどんな犬種だったのか、記憶にないのですが、社宅の近所にエアデールを飼ってたお宅があり、あの時代、あんな町にテリア・マンの犬屋が居たんだって想像してます。

ワイヤーやエアデールって戦前から日本に居たと、ず~っと何となく思ってたのは、きっと、あの時代あんなところに、それらの犬種を扱ってる犬屋があったからですね。
でその裏付けを探そうとして辿り着いたのが、以前「戦前のテリアたち」で引用させて頂いた「帝國ノ犬達」というブログ。

そこに今度は、こんな記事が出ました。

ワイヤーヘアードフォックステリアの日本史
チューインガム

戦前の日本に「ワイヤーヘアードフォックステリア」の同好会があったって知ってました?
私は、立ち耳のワイヤーってのは最近増えたのかと思ってたら、昔も耳が立つ子は居て、それをチューインガムをくっつけて錘にしたという話にビックリ。

丁度キツネ狩りに始まって、日本の犬種図鑑のワイヤー像とヨソの国のそれを比べたら? とか、日本のワイヤーの血統はどこから来たのか? 戦前の日本に入って来たワイヤーの血統と、今のペット・ブーム以降では、何か微妙な違いがあるんじゃないか、とか思い立って、あちこちウロウロ検索してたところで、正にタイムリー(勝手にタイムリー?)。

そういった戦前のテリアたち、更には戦前の洋犬たちの血統って、戦時中や戦後の混乱期にはどうなってしまったのか?

ハッピーが生まれたのは先に書いたように昭和35,6年頃。
その時代の日本で、ましてやそんな田舎町の犬屋で、新たに輸入した種犬を使って交配したとは思えず、だからなんとなく、根拠はないけど、ハッピーは戦前から日本に居たワイヤーの血を引いてたんじゃないのかなぁ…と思うのですよ。

①の記事に出てくる座談会を読むと、初期のワイヤーたちは、カナダなどを経由して、イギリスの犬舎の血統が輸入されたみたいですが…

そしてこちらは、叔父の遺品のアルバムの中に見つけた、別のアルバムから破り取られた?一枚のページ。
Scan0001
反対側。
Scan0003
エアデール!
写真の感じからするとかなり昔だけれど、きちんとトリミングされた立派なエアデールですよね?
(ちなみにハッピーは殆どトリミングされた事がなかった。
一度だけ、県庁所在地の松山からトリマーさんが来た事があったけれど、住んでた町には多分ひとりのトリマーも居なかったのです。)

知ってる限りで、その叔父が犬を飼ってた事はなく…
父の兄弟は皆大陸育ちで、子供の頃、家ではシェパードを飼ってたみたいだけれど。

叔父の知り合いが飼ってたんだろうか?
他のアルバムを整理した時に、このページだけ破って残したみたいなのは、何か思い出があったから?

いつ頃の写真なのか、どういう犬なのか、叔父とは一体どんな関係があったのか、気になるばかりで何も分からない。

その後他のアルバムに同じ犬(多分)が叔父らしき人と一緒に写っている写真を何枚か見つけた。
そのページには一九五五という縦書きの数字と○○グランドという多分場所の名前、そして「アドと」と書かれていた。
一九五五が1955年を意味するとしたら、昭和30年頃の話ですね。

前述の「帝國ノ犬達」によれば、軍用犬として使われたエアデールの方が日本での歴史は古く、戦時中には国策として奨励もされたとか。

アド号もそんな戦前のエアデールたちの血統を受け継いでたんでしょうか?

オマケ: ビンゴと散歩してて「ノラクロみたいだねえ」と言われた事があり、そういえばノラクロってちょっとテリアっぽかった? と思って検索してみました。
ウィキによるとノラクロは「ボストン・テリアみたいだけど、そうではなくて雑種」だとか。
でこんなビデオ見つけたんですが…出て来る犬たち、何となく洋犬っぽいのが多くないですか? 
戦前の日本には結構沢山の洋犬(洋犬ミックス)が居たのかも…

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